津軽峠から臨む白神山地
■白神山地
 白神山地は、青森県西南部から秋田県北西部にかけて広がるおよそ130,000haの地域を指し、ブナの原生林を主体とする山地です。その中で世界遺産登録地域は、約17,000haであり、そこには、国の天然記念物のクマゲラやイヌワシをはじめ、学術的にも貴重な動植物が生息しており、極めて価値の高い自然生態系が保たれています。


■世界遺産への登録

 白神山地のブナ原生林を主体とする手付かずの自然環境は、全国的にも貴重なものとして、まず平成2年3月に林野庁が白神山地に森林生態系保護地域を設定、平成4年10月には環境庁が自然環境保全地域に指定しました。そして、政府はその優れた自然を人類共通の財産として後世に引き継ぐため、平成4年10月、世界遺産登録をユネスコに申請、平成5年12月、コロンビアのカルタヘナで開催された第17回世界遺産委員会総会で、登録が正式に決定しました。



■暗門の滝コース

暗門の滝コースは、雨天時の増水等により、通行止めになる場合もございます。

弘前―(車30分)―西目屋―(車20分)―暗門の滝―(徒歩1時間10分)―暗門の滝(第一の滝)



ブナの落葉の敷きつめられた遊歩道を歩く


西目屋商工会 Deep Forest