古懸山不動院国上寺
久吉ダム
 ここに祭られている不動尊は、推古天皇の時代に聖徳太子によって、阿闍羅山に建立されたもので、ここを東奥仏法の道場としたのが始まりです。明治26年、火災のため本や寺籠の多くを消失しており、津軽三不動の一つとして地方の人々に信仰されている。  碇ヶ関村・大鰐町の中央部を流れる平川は、秋田県との県境がその水源で、藤崎町で岩木川にそそぎます。平川はかつて水害に見まわれることが多く、特に昭和41年の大雨で、大きな被害を受けました。そのため、平川上流にダムを建設し、洪水から地域を守ることにしました。
歴史の道(矢立遊歩道)
久吉駒踊り
白糸の滝
 1586年から1893年(明治25年)まで使われていた羽州街道。天然杉に囲まれた自然の中を歩くと歴史の重さを実感できます。  この踊りは「ささら踊り」というのが本当の名称。明治25年ごろ、久吉部落ができ、開田され間もなく、旅から土着した人々によって行われるようになり現在も引き継がれている。  本村から約二・五キロメートルの大落前川沿にあります。
古懸獅子舞
葛西善蔵文学碑
特産品直売所
道の駅 津軽「関の庄」
 古懸部落には、古くから伝承されてきた獅子舞が保存されている。豪壮・雄大なこの踊りは、昭和36年1月、県の無形文化財に指定されている。これは、熊獅子の獅子舞で、代々津軽藩主が不動尊に祈願参拝のときには殿様行列の先駆をなして沿道を清めたと伝えられている。  大正から昭和にかけて、心境小説・私小説をきわめ、典型を示したといわれる葛西善蔵の文学碑が三笠山公園の中腹に建てられている。明治二十年一月十六日青森県弘前市に生まれ、幼少を当村で過ごした。作品は短編「子をつれて」や「椎の若葉」等があげられる。  碇ヶ関村の農産・特産物の展示販売施設。山菜、果実、木炭のほか自然薯そば、梅しそジュース、マルメロ羊羹、マルメロジャムなどの加工食品も評判。 TEL 0172(49)5020