夏泊半島北端の「大島」と「椿山」は釣りのメッカとして知られ、多くの太公望が訪れる。夏場は、大勢の海水客が訪れ週末ともなればキャンプサイトは、家族連れやアウトドアを楽しむ若者たちで大賑わいとなる。
 「椿山」は、全山が1万数千本の椿でおおわれ、4月下旬から6月上旬にかけて、丘陵一帯が真紅に染まります。この椿は、「ツバキ自生北限地帯」として国の天然記念物に指定されています。また、椿山沿いに浅瀬が広がっている海岸は「日本の渚百選」に認定されている美しい海岸です。また、半島北端にある「夏泊ゴルフリンクス」は、ゴルフ発祥の地スコットランドの気候に酷似し、複雑な風が吹く戦略性に富んだ18ホールで、平成7年、青森県で初めて「日本プロゴルフ選手権大会」が開催された。
 半島の付け根になる「浅所海岸」は、白鳥の渡来地として有名であり、冬になると遠く離れたシベリアから数百羽が訪れる。
 土地の人達は昔から「神の使姫」として大事にしてきた。現在では、「白鳥まつり」を毎年2月11日に開催し、神の使いとしてあがめてきた白鳥の渡航安全を祈りながら、長い旅で傷付き倒れた白鳥の霊を慰めている。
浅所全景 浅所海岸と白鳥
椿山
大島とゴルフ場 久慈ノ浜海岸 椿山海水浴場